発電所見学
九州の山奥に「富士緒井路」と言う、水路があります。
「白水ダムで取水された農業用水は、富士緒井路16kmを通り、小富士山(457m)や雨乞峠や保全寺山などの山々に繋がる丘陵や台地上にある竹田市片ケ瀬地区・大野郡緒方町軸丸・上自在の一部・小富士地区の凡そ288ha余の水田と畑地を潤している。」んだそうです。
上記、

この水を使った発電所があるんです。
発電所があることは、小学生の頃から知っていましたが、今まで見たことはなかったんです。
で、たまたま近くを通りかかったので、どんな所に有るのか見てみよう!ってなことで、親父と弟と寄ってみました。
うちの実家の田んぼもこの水路にお世話になっているんですが・・・、僕は建屋を見るのも初めてでして・・・。

外には、古いフライホィールが石碑の上に飾られています。碑文を読むと、先輩の苦労が偲ばれます。
きっと我が家のひいじいちゃんあたりも一緒に作業したんじゃないかと思います。

と、眺めていましたら、丁度点検に訪れていた方のご了解を頂くことが出来まして、中を拝見させていただきました。
ポンプです。奥側から水が入ってきて、左右両側に抜けるんだそうです。

回転を安定させるためのフライホィールと、その奥側が発電機だそうです。

お忙しいところ、ありがとうございました。感動しちゃいました!
なんと言っても、この発電所を作ったのは、大正3年だそうですから、凄いですね。
最近は、農業用水などを利用した発電が注目されてきていますが、明治43年に着工したそうですので、この頃に既にこの様な発電所を考えついたって、凄いと思いませんか!!!
| 固定リンク | 0
コメント